ムスリム学びブログ

インドネシア人と結婚したムスリムの日々の学びの記録

話を誇張する人は嘘つきです

ここでは、インドネシアのテレビ番組、Kalam Hatiで先生がお話しされた内容を要約しています。

 

よく話を面白くするために、物事を実際に起きたこと以上に大げさに話す人がいます。また、組織的に、戦略としてデータを誇張して報じることもあります。このようなことは事実に基づいた情報でないため、危険であり、イスラムでは嘘をついたことになります。

 

ただし、例外もあります。例えば、奥さんの料理が美味しくなくても「美味しかったよ」と言ってあげる行為は、奥さんを喜ばせるニーヤ(意図)であれば、イバーダ(崇拝行為)になります。

 

このような例外を除いて、物事を実際の状態以上に誇張して話すことは、たとえ人を傷つける意図がなかったとしても、嘘をつく行為と同じで罪になります。

 

 

先生のお話とこれまで学んだことから私が思うのは、このようなことは私達の日常で頻繁に繰り返されているので、私達は自分の口を悪いことに使わないようによく注意する必要がある、ということです。アッラーから与えられた自分の口はアッラーを称賛するため、ズィクル(アッラーへの呼びかけ)するため、美しい言葉を話すためにあります。私達はこのことをいつも心の片隅に置いておかなければなりません。私達が人を傷つけたり、悪口を言ったり、嘘をついたり、欲求の赴くままに食べたりすることから自分の口を守って、アッラーがお喜びになることにだけ使うことが出来ますように。

 

(Kompas TV、Kalam Hati、ラシード先生の講話より)