ムスリム学びブログ

インドネシア人と結婚したムスリムの日々の学びの記録

死んでもなおカウントされ続ける悪行

(ここではインドネシアのテレビ番組、Kalam Hatiで先生がお話しされた内容に基づいて書いています。)

 

恐ろしいタイトルですね。前回は死んでからも善行としてカウントされる事柄について書きましたが、今回はその逆で、死んでからも悪行としてカウントされてしまうことがあります。先生は番組でハディースを紹介されました。

 

イスラムで悪い行いの先頭に立つものは、自分の悪行に対する罪のほか、彼の悪行に倣って罪を犯したすべての者の罪を負うことになる。それは少しも減らされることはない」

ハディースムスリム伝承)

 

自分が悪行を犯し、他人がその悪行に倣って同じように悪行を犯した場合、その人の分の罪も負うことになるということです。つまり、ひとつの罪が2倍、3倍となって、悪行を最初に犯した自分が死んでからもその悪行が繰り返される限り、他人の悪行の罪も負うことになるという恐ろしい状態です。先生は例としてバス専用道路を挙げました。普通乗用車の人が空いているからとバス専用道路に移ったために、後ろの普通車もそれに続くと、その続いて違反した車の数だけ自分が罪を負うことになります。

 

では、このような悪行の連鎖をどのように断ち切れば良いでしょうか。先生は、借金と同じで人間同士の問題を解決しないとタウバ(悔悟)、アマル(善行)およびイバーダ(崇拝行為)はアッラーに受け入れてもらえないと言われました。親不孝をする子供は、親との関係を改善しないうちは善行を受け入れてもらえません。友人、知人との間に問題があって、その人が亡くなった場合はそのご家族を訪問してください。そうすれば断ち切れるでしょうとのことでした。

 

今回は少し怖いお話でした。アスタグフィルッラー。自分の子供に対する教育も気を付けなければと気が引き締まる思いがしました。アッラーよ、どうか私達が善行を行う見本を子供や社会に示すことができますように。

 

(Kompas TV、Kalam Hati、ラシード先生の講話より)