ムスリム学びブログ

インドネシア人と結婚したムスリムの日々の学びの記録

英検1級合格までの軌跡~準1級合格からまさかの一次試験一発合格~

アッサラームアライクム。すご~くお久しぶりです。でもやっとこの記事を書くことができて幸せです。このたび2023年度第3回の英検で1級に合格しました。

今回は私がいつ勉強を始めて、どのような勉強をして合格に至ったのかを記事にしたいと思います。ちなみに私の一次試験の成績は英検バンドG1+1でギリギリに近かったので、満点を目指す方の参考にはなりませんが、ギリギリでも合格したいという方の参考にはなるかと思います。

 

私が準1級に合格したのが2022年第2回でしたが、それに続く2023年第1回で1級の一次試験になぜか一発合格しました。ですが、二次試験で不合格、その次の第2回でも不合格、第3回でようやく合格できました。

 

まず準1級について少しだけお話しさせていただきます(本当はこの時も記事にしたかったのですが、サボりました(*´▽`*)医薬翻訳の勉強をしていたので、英語は勉強していましたが、一旦医薬翻訳の道をあきらめてインドネシア語の勉強に熱を入れていたので、英語から1年ほど遠ざかっていました。でもオンラインのインドネシア語と英語の講座を主催している友人にある時、「英検1級まで行ってほしい」と言われ、なぜかそれが頭に残って英語を再び勉強し始め、とりあえず準一級取得のために勉強を始めました。

 

準1級もやはりそれなりに難しかったと思います。勉強をし始めて4カ月ぐらい経った頃の2022年度第1回の一次試験では不合格でした。パス単も買わずに過去問だけやっていたと思います。過去問も問題集を買わずに英検のHPにある過去問をダウンロードして解いたぐらいだったと思います。ただ、英作文の本だけは買いました。不合格になってからはいずれも旺文社だと思いますが、パス単と過去問、そして苦手なリスニングの問題集も買って本腰を入れて勉強し、2022年度第2回で一次試験に合格。それに続く二次試験も合格し、悲願だった準一級を取ることができました。本当に嬉しかったです。ただ、二次試験は合格率が80パーセント程度と聞いていたので、合格発表前にも受かったつもりでいました。結果を見たときに素点が低かったので、意外に厳しいなと感じました。アティチュードの点が低かったのが「なぜ?」という感じです。あとはイラスト問題の後の質疑応答は少し長めに答えた方がいいと思いました。

 

何はともあれ受かったので、次は一級しかないということで、何年かかるか分からないけどトライしてみることにしました。今度は最初からパス単を買いました。ただ過去問は買いませんでした。まずはHPの過去問を解いてから時間的に余裕があれば買おうと思いましたが、結局余裕はなかったので買いませんでした。

 

勉強は2023年1月下旬にパス単からスタートしました。大問1の単語が難しいと聞いていたからです。私のやり方は何回も繰り返し単語に会うことで覚えていく方法でした。まずはパス単をひと通り全部読みました。これが一番しんどいですが、1カ月弱で1冊読み終わり、その後はもう本をあまり見ないでアプリに移行しました。準1級の時は旺文社の「英語の友」というアプリを使いましたが、今回は物書道ストアの「英検出る順パス単1級(5訂版)」というアプリを使いました。「英語の友」は買い切りではなく、毎月支払いがありますが、こちらは買い切りで2000円もしなかったと思います。私は合格までに何年かかるか分からなかったので、買い切りにしました。アプリは出る度A、B、C、熟語編と別れており、一日に別々のパートから2セクションを覚えました。つまりAとC、BとC、Aと熟語などです。それをひと通り回したら、またそれを組み合わせを変えたりしながら回しました。1回だけだとすぐ忘れるので何回も回しました。何度回したかはよく覚えていませんが、少なくとも6回以上は回していたと思います。

 

この年の4月から派遣でフルタイムで働き始めたため、通勤時にアプリで単語をひたすら勉強して、週末に過去問を解いたり、その復習をしていました。それと並行して英作文の勉強もしていました。こちらはジャパンタイムズの英作文問題集を購入して、時間を計って練習を繰り返していました。音声もあるのでスキマ時間に聞いていました。また、リスニングが苦手なので、ジャパンタイムズの問題集を購入して朝の出勤前に少しずつ解いていましたが、正答率が上がらず伸び悩んでいました。復習したら音読もしていましたが、正直時間がなくて、準備不足のまま6月初旬に試験日を迎えました。

 

試験の解き方は、大問4の英作文→大問1→大問2→大問3の順番にやるというのが私の戦略でした。英作文は配点が高いので、時間が無くなってしまうと勿体ないので、確実に点を取れるようにしました。時間も英作文には30分ほどかけました。これは結果的に正解だったと思います。私は英作文の点数が良かったために一次試験に合格できたからです。

 

続く大問1はできるだけ早く確実に点を取るようにしたいところですが、最初に過去問を解いたときは、25問中8問しか正解できませんでしたが、パス単をひたすら頑張った結果、本番では19問正解できました。これがリーディングパートを引き上げてくれる結果となりました。大問2と大問3の長文読解は正直時間が足りなくて、全部回答できなかったと思います。最後のリスニングも散々な出来だったので、試験が終わった瞬間、絶対落ちたと思っていました。一次の試験結果を見るときもどうせ落ちてると思うと憂鬱でしたが、Eナビの合否発表で「一次試験 合格」との文字を見て呆然としました。人違いではないかと本気で思いました。あんなに長文やリスニングが散々だったのに受かるなんてことがあるのかと。私は作文がずば抜けて良かったのと、大問1の単語の正解が多かったために合格できましたが、調べてみるとそういうパターンもどうやらあるらしいことがわかりました。→二次試験編につづく