ムスリム学びブログ

インドネシア人と結婚したムスリムの日々の学びの記録

人災による災難に対する心構え

Kalam Hatiの視聴者からの質問

「人災は自らが招いたものでしょうか」

 

先生の回答がこちら

 

まずドゥアー(祈願)します。

「インナーリッラーヒ インナーイライヒ ラージウーン」(クルアーン雌牛章、2:156)

日本語訳

「本当にわたしたちは,アッラーのもの。かれの御許にわたしたちは帰ります。」

 

また、そのすぐ次のアーヤにこのように書かれています。

「このような者の上にこそ主からの祝福と御恵みは下り,またかれらは,正しく導かれる。」(クルアーン雌牛章、2:157)

 

災害、恩恵、不道徳な事件などはすべてアッラーのお許しがあって初めて起こります。人間が集まって何かを起こそうと思っても、アッラーのお許しがなければ起きることはありません。災難は私達の罪の行いが招いたものであり、タウバ(反省)する以外にこれを取り除いてもらう方法はありません。

 

このような場合にはまず反省をすること。これが最も安全です。そして上のドゥアーをすること。我慢して耐えていれば必ず打ち勝つことができます。

 

以上の内容でした。災難に遭った時にはまず自らを振り返ってみる必要があるんですね。勉強になりました。今のコロナウイルスも私達の罪が招いたもの、ということですよね。アスタグフィルッラー。どうか私達の世界からコロナウイルスを取り除いてください。